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夫の借金で請求がくる

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夫の借金で請求がきても、妻が保証人か連帯保証人になっていない限り、妻には支払義務はありません。

ただし民法には、日常家事債務について夫婦の連帯責任を定めた規定があり、サラ金業者の中にはこの規定を根拠として、夫の借金は妻にも支払い義務があると主張してくる業者もいます。

しかし日常の家事とは、未成年の子を含む夫婦の共同生活に通常必要とされる事項であり、生活必需品の購入や、子の教育・医療などが日常家事行為に該当します。

そのため、夫が仕事上・職業上の必要からサラ金から借金したり、ギャンブル・遊興費の為にサラ金から借金する場合は、日常家事債務とはいえず、妻に支払義務はありません。

また生活費や子供の教育の為に借金した場合でも、サラ金業者が妻に責任を負わせる場合は保証を取るべきであり、専門の金融機関からの借金は身内からの借金とは行為の重みが異なる等の理由から、いかなる場合もサラ金業者からの借金は、日常家事行為に該当しないという考え方も有力です。

そのため支払い義務がないにも拘わらず、請求を続ける業者には、これ以上請求しないように警告する旨の警告書を、内容証明郵便で出しておきましょう。

それでも悪質な取立を続ける業者に対しては、貸金業規制法21条違反で警察や検察庁に告訴でき、監督行政庁に対して業務停止・登録取消などの行政処分の申立ができます。

最終更新日:2012/11/18